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試作品のキャブ・スペーサー

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A110-1600、それにA310-1600に使われるキャブレターのスペーサーの試作品が出来上がりました。
このスペーサー、純正はゴム製です。当社でも純正品を売っていたのですが、数年前からアルピーヌで欠品になっていました。再生産されている部品もあるのですが、品質にばらつきがあり、ガソリンに対して弱い場合があり問題になる事もありました。この部品、欧州北部の製品なせいかドイツやベルギー等のガソリンには大丈夫なようですが、フランスの一部や日本のガソリンに対して弱いという可能性もあるようで、地域的に不具合の出方が異なるようです。実は同じような不具合が、昔のアルピーヌ純正品にも出ているので、ガソリンの進化にゴム製品がついていけないのが原因と考えています。
そこで、今回はアルミ製で試作してみました。同じようにアルミのブロックで作っている方やアルミで製品化している所もあったのですが、エンジンやキャブレターの歪みのせいで、アクセルリンケージが動かなくなったり、最悪のケースはエンジン側のマニフォールドが割れてしまったりする事もありました。またキャブの振動が取れきれずに油面が安定しないという症状もあるようです。この製品は振動の元になるボルトをゴムマウントで浮かしているので、振動や熱、歪みがそのマウントで吸収されるようになっています。初期の1600SやR8ゴルディーニと同じ方法となっています。細かい寸法等を修正した2つ目の試作品を製作中で、その結果が良ければ製品化される予定です。2月末、3月には販売できるのではと思っています。
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by A110ALPINE | 2010-01-29 02:21 | 部品 | Comments(0)
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フランスの片隅にある自動車部品商店主のひとり言


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