ミシュラン・レーシング
ミシュランのクラッシック・レーシングタイヤ、TB15が入荷しました。TB15は、70年代後半から80年代にかけて活躍したラリー用タイヤです。当時、ミシュランレーシングには、SB(スリック)、PB(レイン)があり、その中間としてTBシリースがありました。その中でも、この写真のTB15は、乾いた路面からある程度の雨まで対応する万能選手で人気が高かったタイヤです。特に気温22度以下では、完璧な性能だったそうです。22度以上だとタイヤの消耗が激しいTB15ですが、気温が高い時用にパターンが同じTB5がありますが、コンパウンドが乾いた路面用なので、雨には弱いようです。ミシュランでは、南仏、イタリアやスペインの夏季にはTB5、北フランス、ドイツ、スイス、それに夏季以外はTB15を薦めているそうです。大きな競技の会場にはミシュランのタイヤサービスが来ているので、その時のコンディションでタイヤを選択する人が多いそうです。
ちなみに、当時はレーシング・タイヤとして公道走行が不可だったTBシリースですが、今再生産されているのは、現代のコンパウンドを使い、公道走行可能になっています。今のクラッシックカー・ラリーのレギュレーションに合わせるために、このようにしているそうです。
ちなみに、当時はレーシング・タイヤとして公道走行が不可だったTBシリースですが、今再生産されているのは、現代のコンパウンドを使い、公道走行可能になっています。今のクラッシックカー・ラリーのレギュレーションに合わせるために、このようにしているそうです。
by A110ALPINE
| 2005-09-02 23:48
| 部品