会社そして自宅もADSLで快適なネット環境?なはずですが、そんなに甘くないのが南仏のネット事情です。会社がADSLを導入したのは、かなり前の事で、その頃、私達の地域では128Kと512Kが選べたのでした。125Kと聞いて本当にADSLと疑ったのですが、電話回線のクオリティを考えると、ADSLが使える事の方が不思議なくらいだったのです。迷わず512Kを選択したのすが、開通して速度を計ると300Kも走れば良い方、それでも旧モデムと比べれば、快適な環境だったのです。それが昨年秋くらいから、極端に遅くなったり走らなくなったりと不具合が続きました。プロバイダーのサイトを見ると、今ではわが町では、1メガと8メガが開通していて512Kは影も形もありません。これはと思って8メガに変更の契約をしました。これでネット快適環境と思ったのです。昨年10月末には、8メガ用のモデムが届きフランステレコムの工事が終了したとの連絡が・・・・、でもモデムをつないでも、ネットにつながりません。プロバイダーに連絡して、いろいろ試しての結論が、フランステレコムの機械が古くて新しいモデムが対応しないとの返事でした。今までの512K用のモデムだと、繋がるのですが、プツプツ切れまくり、メールを取るのにも時間がかかる始末です。プロバイダーからフラステレコムに新しい機械の導入を依頼して、すでに4ヶ月、なにも変わらないのが現状です。プロバイダーに連絡しても、「あなたの地域はフランスでも・・・・」と言われるだけで何もしてくれません。それなのに、8メガの料金だけ取るのは泥棒としか思えないけど、サインしたお前の責任というのがフランス式なのです。
先週末にネットに繋がらなくなって、フランステレコムの工事かな?と思ったら、電話回線の基地が火事でつながらあくなっただけ。結局、今でも同じ状態です。だいたいフランステレコムは国営のような企業、日本で言うと電電公社です。(古) いまでは民間企業も通信事業に参加しているから独占ではないにしろ、サービスは最低です。うちのネット環境が悪くなっているのを知ってか知らずか、「うちに乗り換えれば、フランスで最高のネット環境ですよ」と、宣伝の電話をかけてくる始末。「今の状態を解決できるようなら乗り換えてもいいよ」と言ったらすぐに電話を切りましたけど、公社が顧客データでを使って宣伝の電話をかけるにが犯罪行為でないのが信じられません。
何年か前、最も評判の良かったプロバイダー「9」と契約したのですが、近年AOLと一緒になったせいか、サーバー負荷が大きいようで、時間帯でとても遅くなります。プロバイダーの評判は、毎年変わるようですが、アンケートを見ても安心できる会社が南仏にあるとは思えないし、結局はフランステレコムの回線を利用するのだから同じ事でしょう。
アメリカでも日本の会社でもいいから、南仏に光回線を通しませんか。もちろん日本式のサービス付きで。たくさんの顧客が待っていると思いますよ。(ついでに日本風の宅配便も欲しい。成功間違いなしですよ)
そこで、お願いです。重い添付付きのメールは送らないでください。最近は光回線も普通になってきた日本、デジカメの画像をリサイズしないでも簡単に送れると思っている方も多いと思います。でも、まだそんな環境に、ほど遠い国もあるのです。すみませんが、しばらくの間はテキストのみで連絡していただけると助かります。