ジュルネ・ド・パトリモワンヌ

先週末は、ジュルネ・ド・パトリモワンヌ、文化遺産の日と訳せばよいのでしょうか？　簡単にいうと国等が管理する博物館など、公的な文化施設が無料で開放される日なのです。うちの町は、そのような博物館はないのですが、大統領の別荘があり、それが公開されていました。国が所有している昔の砦跡を改造して、家を建てたものです。
写真は、この別荘を守っている衛兵さん。大統領が来るときは緊張しているのだと思いますが、この日ばかりはリラックスして笑顔で記念撮影に応じていました。



別荘そのものは普通で特別なものではないので、見ても面白くもないのですが、この砦から見る景色は素晴らしいの一言です。










この砦、半島の先端に位置する小島にできていて、島に渡る橋（防波堤）からしか行くことができません。また向かいにある島は、軍のミサイル基地になっているので、警備がしやすい事から大統領の別荘になったのでしょう。もちろん、すぐ近くは人の入れない地形ですし、船の航行も規制されているでしょうから、自然がそのまま残っているので、とても綺麗な自然が残っています。
そんな綺麗なところでも、今の派手好きな大統領にとっては地味すぎてお気に召さないようで、あまり利用していなようです。


この砦の付け根の部分は、ビーチになっています。
昨日は暖かかったので、少しだけ泳いでいる人がいました。