イタリア、秋の幸

下のポストの続き、イタリアといったらもちろん美味しい食べ物!
今回はポルチーニが食べたいから始まった小旅行でした。

山に入った町ボルゴターロ(ボルゴ・バル・ディ・ターロ、ボルゴ川の谷という意味)で見つけたポルチーニ専門店、

これは乾燥ポルチーニ

ポルチーニのパスタ、絶品です。
この町ですが、実はポルチーニで有名なのだそうです。
------------------------------
ここからフィレンツェ

スモークされた魚のサラダ、スモークの香りがよく、とても美味しい一品です。

ひれ肉のステーキ、白トリュフかけ
これがイタリアの白トリュフ、かなりの大きさでしたが美味しくて完食しました。

デザートはジェラード。
フィレンツェのショコラ専門店のジェラードで、濃厚なお味でした。

偶然にもヴォルテッラでトリュフの市が開かれていました。

市の中に入るとトリュフの香りが充満していました。
写真を撮っても良いか聞いたら、蓋を開けてくれました。
このトリュフだけでも凄いと思ったのですが、実は裏にもっと大きなのを隠し持っていました。
幾らするのか興味があったのですが、どうせ買えないので聞けませんでした。
トリュフの他にもチーズやハム、ワインなど地元産品が並んでいたので、
このチーズを下さいといったら、「あげるよ」と一欠けもらってしまいました。

一番上の写真はサンジャミニアーノで雨に降られて飛び込んだレストランです。古い建物を利用した綺麗なレストランですが、実は観光客向けで味は知れたものでがっかりでした。、観光地はどこの国でもハズレがあるのは同じなようです。もっともサービスも建物も素晴らしかったので、それだけでも良かったかも。
実は、イタリアは出張ばかりで観光地に行くことは多くありませんでした。
仕事先の方から教えてもらったレストランに行くことが多いのでハズレる事が少なかったのですが、今回は飛び込みで入るのでハズレも何度かあったのです。イタリアといえどちゃんと調査して行かないと、食べるものすべてが美味しいとは行かないようですね。(あたりまえですが)
それと今回の旅行で感じたことですが、少しフランスに似てきた・・・フランスというよりもイタリア特有の感じが薄れているように思いました。リラからユーロになって全体に物価が上がって、イタリア国外から多くの物が入り込んでいるように思います。スーパー等でもフランスと同じ物が多くなっているようです。フランスもイタリア物が多くなってますしね。生活が他の国と平均化されているように感じたのです。具体的に何がと言われると難しいですし、それが良い方向なのか悪いのかもわかりません。生活や仕事では便利な面も多いのですが、観光となると、その国特有の雰囲気が楽しいので、少し物足りない感じもあります。大きな町や有名な観光地でなく小さな町の方が、その国特有の雰囲気が残っているのは、どこの国も同じということなのでしょうね。
by A110ALPINE
| 2010-11-18 08:44
| コーヒーブレーク