
サイドブレーキのストッパー部分の拡大写真です。先日の写真で簡単に説明しましたが、このストッパー、見ての通り、手で小さな金具を引っ掛けるだけの簡単な構造です。これなら壊れることもないし、サイドブレーキ・ターンの時に間違ってロックが掛かる事もありません。また、グリップがなく鉄パイプのままというのも、簡単に切断して長さを変えれば効きを調整できます。車やドライバーによってセッティングできるのは、競技用部品にとって重要な事なのです。コンペティション関係の部品は進化していきますが、すべてが複雑化する現代において、シンプルに進化する好例と言えるでしょう。