までいの力

福島のあぶくま山地ののどかな農村、飯舘村。
この阿武隈山地は、とても自然が豊かな地域で癒される東北の景色が広がっています。
車やバイクで走っているだけでも、その気持ち良さが伝わります。
しかし、ここが有名になったのは、自然の美しさではなく
原発事故の避難地区になったからでした。
震災前に書かれた飯舘村の話が、「までいの力」です。
解説では「スローライフを“までいライフ”と呼び」とありますが、
スローライフを東北風にアレンジして一歩前に進めたのが「までい」と感じました。
この本を読むと、日本がこれから目指す世界が見えてくるように思えます。
本の売り上げが復興チャリティになっています。
是非、皆さん、手にとって読んでみてください。
追記、
飯舘は、平仮名で表記すると「いいたて」となります。私達福島の人は「いいだて」と読んでいて、濁点をつけていたのですが方言だったようです。その土地の発音が一番と思いますので、表記は「いいたて」、発音は「いいだて」で良いではと思います。ちなみに漢字変換で「いいだて」としてしまうと飯館となって誤記となりますのでご注意ください。実は私も間違えていました。
by A110ALPINE
| 2011-05-10 04:56
| ひとり言