相馬

少し前から「相馬ファクトリー通信」というブログをリンクしています。友人が南相馬でえんどう豆という障がい児者の作業所をしているのです。今回、その友人を訪ねて相馬から南相馬に行ってきました。
上下の写真は、この作業所で作られているものです。上のカンバッチは、復興の言葉で埋め尽くされていていました。

これは草木染、また作業所で織られた布製品です。私自身、技術好きなので作り方等、楽しく聞かせていただきました。本当の事をいうと自分で作ってみたいと思ったくらい、でも色使いなどセンスの光るもので、自分には真似はできなさそうです。

相馬総合卸売市場で食べた昼食。
津波で流された民宿、震災前は食事が美味しいと評判で予約が取れないほどだったそうです。
そのオーナーが、この食堂を始めたそうです。
友人と一緒に、昔、バイクで走った場所に行ってみました。


松林の向こう側は、長い砂浜が広がっていて冬季にバイクで走った場所なのです。
どのように表現してよいのかわかりません。自然の力の恐ろしさに驚くしかないのでしょうか。



この草むらは、ガレキが流れ着いた所だったらしいのですが、
今は大半の片付けが終わり、草が覆い尽くしています。
植物の強さにも驚かされます。

壊れた港に、たくさんの釣り人がいました。
ほとんどが地元の方々なのだと思います。
釣りをしている人がたくさんいるのに安心もしました。
この写真を出すのはどうかと思いましたが、
震災から時間がたって被災地以外は日常に戻っている今だからこそ、
このような写真を見てもらう意味があるのではと思います。
復興のペースが速いのか遅いかはわかりませんが、
それでも着実に進んでいるように感じました。
それに相馬の人達の力強さも感じることができたのです。
震災、津波だけでなく原発の問題をかかえている福島。
復興には長い時間がかかると思います。
福島だけでは解決しない問題も多いので、
これからも全国、いや世界からの応援が必要と思います。
by A110ALPINE
| 2011-11-01 07:46
| ひとり言