GBSのテープ
GBSから発送した荷物は、必ずこのテープが貼ってあります。
日本の方から、「欧州のショップって良くマークを印刷したテープを使いますよね。」と言われた事がありました。確かに日本の通販だと大手ならともかく小さな商店が店のマークのテープに印刷するのは稀だと思います。
何故、欧州では印刷されたテープが普及しているかと言うと、やっぱり輸送のリクスが大きいからだと思います。普通の茶色や透明のテープだど何処でも手に入るので、開封してから蓋をしてもバレません。実際に開封したら中身な足りなく、良く確認すると開封した跡がったなどという事もあるようです。
もっと重要なのは、発送する時にかける保険です。高額な場合や国外への発送に保険を掛けるときは、封印をしなければなりません。本来の封印は蝋で糸を固定して型で蝋に印をつけます。その代わりにこのテープが使われるのです。テープには、受け取りの時にテープや箱に破損があれば確認するように注意が書かれています。ですから税関に輸出業者として登録があり商業荷物を国外に出す会社のほとんどが、このようなテープを持っていると思っていいでしょう。ショップの信用のためにも必要な物なのです。逆を言えば、もし国外から物を買って印刷テープでなければ、商業荷物でなかったり保険がかかっていない可能性があるという事です。国によって事情は異なるので、必ず必要なものではないのですが、たくさんの国に輸出するショップにとっては必需品となっています。おかげで、GBSの荷物は、ほとんど盗難がありません。ごく稀に紛失する事がありますが、それは郵便の不安な国向けくらいで、普通の国にはほぼ全て到着しています。
このテープも在庫が少なくなったのに、新しいテープが入荷する予定です。今度はフランス語と英語で、「受け取り時、サインをする前に中身を確認してください」と印刷する予定です。この内容なら一段とセキュリティが高くなると思っています。
ちなみに日本ですが、発送に伴うリスクがとても少ないので、このようなテープは必要ないのだと思います。その点だけ取り上げても日本が素晴らしく感じます。
by A110ALPINE
| 2012-01-27 08:28
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