1月21日、22日、23日

水害2日目の21日、濡れて泥まみれの物でを外に出して泥だし作業。
物の多いGBSは、周りの会社と比べて進み方が遅い、
それに家族だけというのも大変で、なかなか綺麗になりませんでした。
そんな所に、ボランティアや友人の方々が来てくれました。
使い物にならない梱包材などは、町が用意した巨大なゴミ箱へ、
そしてたくさんの人で、水をまき、スクレーパーで泥だし、はかどります。
ちなみに上の写真は、市長さん、あちこちで手伝っていたようです。
(同時に、町の人から治水について文句も言われていましたが)
ボランティアの方々、それに駆けつけてくれた友人達、
本当にありがとうございます。
これからも手伝ったいただく事が多々あると思いますが、
よろしくお願いいたします。

散乱して泥まみれになった中から、取り出した物です。
まったく使い物にならないし、商品価値もありません。
部品は、将来のための見本にはなるかもしれませんが、
使う事はできないでしょう。
でも、捨てきれない物もあったりするではと思っています。

だいたい泥だしが終わって状態がコレです。
写真では綺麗に見えますが、しばらく時間がたつと下から水が上がってきたりします。
それに、その水が赤色、つまり軽油が混入しているという事みたいで匂いは残ったままです。
この匂いが飛ぶまでには、かなりの時間がかかりそうです。

車の泥の高さまでは、間違いなく水が上がったようです。
たぶん泥の位置は、最大水位よりも少し低い所につくようなので、
実際には、もう少し上まで上がったのでしょう。
車もそうですが、部品の棚も泥がのったまま手付かずです。
保険の査定が終わるまで、できるだけ手を付けない方が良いそうです。
水害から一週間後の月曜、火曜日に、査定員が来ると決まりましたが、
こいった事も復旧を遅らせています。
また、21日の晩、市役所で被災者向けに説明会があるので行ってきました。
市長さんが、今回の雨量や被害について説明して、
保険だけでなく、税制など色々な面について優遇処置があると話してくれましたが、
具体的には、各関係機関に自分で申請しなければならないようです。
それも複雑みたいで、みなさん各機関の連絡先すらどうすれば???
なんて事を話していました。
親切なように見えるけど、思った以上に大変な作業なようです。
後日、いろいろな専門家という方が来て、説明会がありましたが、
たくさんの人が殺到して、どうも正確に把握できる状態ではなようです。
これは、友人や会計士さんと一緒に進めていく予定なので、
なんとかなるだろうと思いますが、もう少し被災者に優しいシステム作りが必要にも思います。
by A110ALPINE
| 2014-01-26 05:44
| 水害日記